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コロナ規制緩和は介護者に何をもたらした?

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コロナウィルス対策の規制緩和が進む中、ハートフィールド筑紫丘はコロナ発症者を確認し、
5月29日から6月5日まで感染防止対策の為、ご利用人数を最小にして営業を行いました。
ご利用者や介護者の皆様に、ご心配とご迷惑をおかけして申し訳ございません。
介護施設にコロナ感染者が発生すると、ご利用者の他の介護サービス(例えば、ショートスティなど)が利用できない事態となり、介護者であるご家族が仕事に行けない、予定の変更を余儀なくされることとなりました。
介護者が楽しみにされていた旅行のキャンセル、重要な仕事への影響もはかりしれません。

コロナウィルス発症高齢者が入院できる医療機関は、もちろん最重要ですが、コロナ発症介護施設の高齢者を一時的に隔離・症状観察できる医療機関等の必要性を強く感じます。
コロナウィルス潜伏期間は入院する理由がないため、家族が自宅で高齢者を診ている間に、本人共々発症して重症化することを避けたいからです。

コロナ規制緩和が、高齢者や介護する方に大きな負担となっていないか?
コロナ発症施設を利用されている高齢者をサポートする体制は整っているのか?
高齢者や介護者、医療・介護従事者は、まだまだ発症のリスクに怯えながら万全の感染対策を続けています。 
こうした人たちを置き去りにしないコロナ施策の拡充を講じるべきと考えます。

最後に、当施設のコロナ発症者の入院を受け入れてくださった医療機関の皆様、
コロナ濃厚接触利用者のレスパイト入院をお引き受けくださった医療機関の皆様、
自宅待機中のご利用者の健康観察を続けて下さった訪問介護・看護、通所介護事業者の皆様、
そして何より、ご利用者の健康確認を行う当施設のスタッフへ、ご自身もお疲れであるにもかかわらず、労いの言葉をかけてくださったご家族の皆様、
心より感謝申し上げます。ありがとうございました。

ハートフィールド通信R5.5月号
2023年6月スケジュール