ある日の午後。
皆さんいつもと変わらず食後のひと時を
人それぞれ過ごしていました。
ハートフィールドの食後1時間〜1時間半くらいは
休憩時間で自由です。
お昼寝をする人、テレビを見る人、お手伝いをする人、
園芸をする人、パズルをする人、塗り絵をする人、
手作業や手芸、折り紙をする人、散歩に行く人、歌う人、
皆さん人それぞれ好きなことをして過ごされます。
あるテーブルでは手作業をしながらスタッフと利用者さん
おしゃべりをしていました。
スタッフMさん:「○○さんは娘さんとよく似てありますね
」
利用者Yさん:「そうですか?やっぱり親子なんでしょうね
」
利用者Tさん:「そりゃ親子やけん似てないわけないよ。うちは息子
やけんそげんないけどね」
スタッフMさん:「○○さんも息子さんとよく似てありますよ
並んだらそっくり
」
利用者Tさん:「そーう??」
などと何気ない会話でしたが そこにいつも冗談ばかり言う
スタッフSさん:「うちは親子全然似てないんです
特に母とは似てるって言われた事ないし
小さい頃よく『あんたは橋の下で拾ってきた』って
言われてたからあれホントなんでしょうね
」
なんて冗談を言っていました(笑)
利用者さんは笑いながら
利用者Tさん:「親がそげん事言うもんね。いや、言う事聞かん時は
うちも同じこと言われよった
」
利用者Yさん:「そんな事ないでしょ。どこか似てるとこがあるはずよ
」
と優しい利用者さん達
さらにスタッフSさんは続けて
「いや、ホントに似てないんです。だからボクは
本当に橋の下で拾われたんだと思います。ただ、
本当に拾われたんだとしたら ものずごく感謝です。
だって自分が産んだ子でない子供をこんなになるまで
大事に育ててくれたんですから
産んで育ててくれた事 以上に何倍も感謝ですよ
」
と冗談のつもりで話し続けました。
すると
利用者Yさん:「その『感謝する心』がお母さんと似てるんじゃないですか?」
と微笑みながらひとこと。
冗談話しだったのですが なんだか最後は心がジーンと
あったかくなりましたとさ
これだから やめられないんだよねー この仕事
皆さんいつもと変わらず食後のひと時を
人それぞれ過ごしていました。
ハートフィールドの食後1時間〜1時間半くらいは
休憩時間で自由です。
お昼寝をする人、テレビを見る人、お手伝いをする人、
園芸をする人、パズルをする人、塗り絵をする人、
手作業や手芸、折り紙をする人、散歩に行く人、歌う人、
皆さん人それぞれ好きなことをして過ごされます。
あるテーブルでは手作業をしながらスタッフと利用者さん
おしゃべりをしていました。
スタッフMさん:「○○さんは娘さんとよく似てありますね

利用者Yさん:「そうですか?やっぱり親子なんでしょうね

利用者Tさん:「そりゃ親子やけん似てないわけないよ。うちは息子
やけんそげんないけどね」
スタッフMさん:「○○さんも息子さんとよく似てありますよ

並んだらそっくり

利用者Tさん:「そーう??」
などと何気ない会話でしたが そこにいつも冗談ばかり言う
スタッフSさん:「うちは親子全然似てないんです

特に母とは似てるって言われた事ないし

小さい頃よく『あんたは橋の下で拾ってきた』って
言われてたからあれホントなんでしょうね


なんて冗談を言っていました(笑)
利用者さんは笑いながら
利用者Tさん:「親がそげん事言うもんね。いや、言う事聞かん時は
うちも同じこと言われよった

利用者Yさん:「そんな事ないでしょ。どこか似てるとこがあるはずよ

と優しい利用者さん達

さらにスタッフSさんは続けて
「いや、ホントに似てないんです。だからボクは
本当に橋の下で拾われたんだと思います。ただ、
本当に拾われたんだとしたら ものずごく感謝です。
だって自分が産んだ子でない子供をこんなになるまで
大事に育ててくれたんですから

産んで育ててくれた事 以上に何倍も感謝ですよ

と冗談のつもりで話し続けました。
すると
利用者Yさん:「その『感謝する心』がお母さんと似てるんじゃないですか?」
と微笑みながらひとこと。
冗談話しだったのですが なんだか最後は心がジーンと
あったかくなりましたとさ

これだから やめられないんだよねー この仕事
